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企業人事を支援する人事代行企業

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こんにちは。株式会社あるよで現在インターンをしております葛城です。

自己紹介に続き、2本目のブログとなります!

自分自身、新卒の選考フローをいくつも体験したことがないのですが、新卒と中途ではどのように違うのか興味を持ったので今回は各社の選考フローについてまとめていけたらなと思います。

まず初めに、有名企業10社の選考フローについて調査しました。

ITにまだまだ弱い私でも聞きなじみのある代表的な企業をピックアップしています!

利用する母集団形成によって異なりますが、採用ページに記載はないもののカジュアル面談を行っている可能性は高いです。

NTTデータ、メルカリ、GMO、クックパッド、スマートキャンプはWantedly、ビズリーチ、Greenに掲載があります。LINEとゾゾタウンはWantedlyのみ、任天堂はビズリーチのみ、ゆめみはGreenにのみ掲載があります。

面接の回数ですが、どの企業も2〜3回と複数回行っていることが多いようです。

また、コロナ渦もありオンラインでの参加も可能な企業は多いですね。先ほど挙げたすべての企業においてオンラインでの参加が可能です。

●特徴1

書類選考の次は、面接をセットしている企業とコーディングテストや適性検査を挟んでいる企業に分かれました。

面接と同時に適性検査や筆記試験を行っている企業もありますね。

適性検査や筆記試験を行うことで候補者がどの業務に適しているのか把握することができたり、離職者が多い企業の場合どのような人材が早期退職してしまうのか分析することができたりなどのメリットがあります。

●特徴2

LINEやスマートキャンプが選考フローに取り入れているバックグラウンドチェックとリファレンスチェックはほかの企業も取り入れています。

代表的なバックチェックサービスを提供されているROXX社によると、上記で紹介したスマートキャンプやメルカリ、その他サイバーエージェントやマネーフォワードなど多くの企業がこのback checkを導入しています。

back checkは実施数国内No.1のリファレンスチェックサービスとのことです。

(バックグラウンドチェック:採用選考時に候補者の過去の経歴に虚偽や問題がないかあらかじめ調査すること。)

(リファレンスチェック:候補者の前職での実績や勤務状況に虚偽がないかを前職の人に確認の調査をすること。)

今後Web系はこれらを取り入れる企業が増えてくるかもしれませんね!

●特徴3

選考の意図を公開している企業がありますので、その意図についてまとめていきたいと思います。

●スマートキャンプ

選考フローの内容や意図を詳しく公開しています。

スマートキャンプの選考フロー

●ゆめみ

選考フローの内容や意図を詳しく公開しています。

ゆめみの選考フロー

選考フローを公開する目的は、選考フローが不透明なことによる候補者の不安をなくすためという企業側の気遣いと、事前に公開し候補者が内容を確認できることで面談や面接での時間をより有効的にすることです。

また、事前にこれらのブログを一読してもらうことで面接時間が短縮され、慎重な評価をする場と変化したようです。面接を予定通りの目的として活用することに繋がるみたいですね!

●企業側ではなく転職者側の意向も簡単にまとめました。

そもそも転職者はどういったことを軸に企業を選んでいるのかについてです。

enジャパンが1万1,536名に行った企業選びの軸についてのアンケート「転職者心理2021」では、

20代

1位 勤務時間・休日休暇・勤務地が希望に合うこと

2位 仕事を通じ、やりがい・達成感が得られること

3位 入社後の仕事内容がイメージできること

30代

1位 勤務時間・休日休暇・勤務地が希望に合うこと

2位 仕事を通じ、やりがい・達成感が得られること

3位 年収アップができること

40代

1位 勤務時間・休日休暇・勤務地が希望に合うこと

2位 経験・スキルが生かせること

3位 仕事を通じ、やりがい・達成感が得られること

という結果になりました。全体を通して勤務時間や休日休暇、勤務地の希望に合うかを重視していますね。

また、コロナ後に重視するようになった軸で最も多かった回答が「希望の働き方(テレワーク)ができるか」でした。働き方の選択肢としてテレワークを希望している候補者が多いみたいですね。

エン・ジャパン アンケート

●最後に

候補者によって転職の軸・企業を選ぶ理由はバラバラですので候補者の意図を想像して魅力付けを行わなければなりません。

どの段階で候補者の価値観を聞き取り、どの段階で魅力付けを行っていくのか。

各社毎にカラーが出てくる所だと思います。

また、候補者が潜在的に認識している価値観にも触れてあげられると、意向が上がりやすくなるため、表面的なヒアリングだけではなく、人生観などについても聞き取り、一緒に言語化できるような選考フローが組めると、より良い採用活動ができると考えています。


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